レーザー加工機ガイド - 選定の壺

半導体レーザー(semiconductor laser)

半導体レーザーとは発振媒体に半導体を用い、半導体の再結合発光を利用したレーザーのことです。レーザーの中では安価で発振効率が高く消費電力が低いため、CDやDVD等の光学ドライブ、コピー機やレーザープリンターなど身近な機器の中でも多く使われています。半導体の構成元素によって発振する中心周波数が決まるため、多くの周波数帯のレーザーが作れることも特徴で、YAGレーザーなどの固体レーザーの励起光としても使われています。


用途として工業的には金属の表面焼入れ、金属・樹脂の溶接・切断、レーザーブレージング(ロウ付け)、レーザーはんだ付けなどに利用されています。また、医療に使用するレーザーの波長帯を安価に作れることから歯科・皮膚科などの治療、レーザーメス、低出力なものでは筋肉・関節の疼痛緩和などに用いられています。


なお半導体レーザーは、ダイオードレーザー(diode laser)、レーザーダイオード(LD)などと呼ばれる場合もあります。



商社・販売代理店

株式会社日本レーザー
DirectPhotonics社(ドイツ:http://www.directphotonics.com/)製の半導体レーザーを取扱。医療用、産業用用途など。


プネウム株式会社
Lumics社(ドイツ:http://www.lumics.com/)製の半導体レーザーを取扱。



トップページへ戻る

inserted by FC2 system